猫型iPS細胞研究所

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====== enumとsealed ======

===== enumクラス =====

GEARクラスのLOW,MIDDLE,HIというインスタンスということを宣言している。

==== enumの基本 ====

<code kotlin>
enum class GEAR(){
    LOW,
    MIDDLE,
    HI
}
fun main(){
    println(GEAR.HI)
}
 ↓
HI
</code>

==== enumのコンストラクタ ====

<code kotlin>
enum class GEAR(val speed:Int){ // クラスなのでコンストラクタにプロパティの宣言ができる。
    LOW(10),
    MIDDLE(60),
    HI(100)
}
fun main(){
    println(GEAR.HI.speed)
}
　↓
100
</code>

==== enumの関数宣言 ====

<code kotlin>
enum class GEAR(val speed:Int){
    LOW(10),
    MIDDLE(60),
    HI(100); // 「;」で区切る
    // クラスなので関数宣言ができる
    fun Accelerator(){ 
        println(speed)
    }
}
fun main(){
    GEAR.HI.Accelerator()
}
　↓
100
</code>

==== enumのは代数的データ型（ADT） ====

代数的データ型（Algebraic data type）とは、その型に割当可能なサブタイプの閉集合を表現できる複合型。
GEARはLOW,MIDDLE,HIという閉集合を表現している。
つまりGEARは３つの値しかない。

<wrap hi>通常下記のような場合はELSEがなければコンパイルエラーとなるが、
ELSEがなくても３つの条件をつければコンパイルが通る。
（コンパイラーは３つしか条件がないことをわ分かっている。=閉集合）</wrap>



<code>
enum class GEAR(val speed:Int){
    LOW(10),
    MIDDLE(60),
    HI(100);
}

class CAR(val gear: GEAR){
}

fun main(){
    val civic = CAR(GEAR.MIDDLE)
    // LOW,MIDDLE,HI全てを条件にするかELSEがなければエラーになる。
    val message  = when (civic.gear){　
        GEAR.LOW -> "too slow"
//        GEAR.MIDDLE -> "just right"　// コメントをはずせばELSE不要
//        GEAR.HI -> "too fast"　// コメントをはずせばELSE不要
    }
    println(message)
}
</code>
{{:kotlin:pasted:20191210-080738.png}}

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